トイレリフォームのおすすめ|流行の「タンクレス」は水圧に要注意! 「和風モダン」と「風水」がトレンド

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【最終更新日】2020/01/12

 

この記事では「タンクレストイレ」の注意点について解説します。タンクレスのデメリットは「水圧」です。その点について詳しく紹介します。

 

その他、トイレリフォームの「流行」ということで、押さえておきたい話題を3つピックアップします。

 

それが「和風モダン」と「風水」です。

 

「トイレが広くなる」ということで今話題のタンクレストイレは、トイレリフォームの中でも最も多い便器交換です。

 

そしてこのタンクレストイレはTOTO・LINAXの国内トイレ大手2社だけでなく、現在はパナソニック製に注目が集まっていることも見逃せません。

 

ズバリ! パナソニック製のタンクレストイレは安いんですよね。

 

また内装リフォームに関して言えば、高齢化に伴うバリアフリー化はもちろんのこと、比較的安価にオシャレなリフォームが出来る「和風モダン」が静かなブームになっています。

 

今回は、それらの詳しい情報に加え「風水」にも注目しつつ、トイレリフォームの最新おすすめ情報を説明していきます。

 

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トイレリフォームのおすすめ|流行の「タンクレス」は水圧に要注意!

 

トイレリフォームの最新トレンド!タンクレストイレについて

 

現在のトイレリフォームにおける最新の流行といえる『タンクレストイレ』。ここではタンクレストイレについての基本的情報をご紹介します。

 

タンクレストイレとタンク式トイレの違いとは?

 

水洗トイレが普及して以降、トイレに必ずあったのが貯水タンクです。これを廃したのが『タンクレストイレ』ですね。

 

従来のタンク式トイレとの違いは、もちろん貯水タンクが無くなったことで見た目が大きく変わったこと。デザイン性が圧倒的に良くなります。トイレ内も広くなりますね。

 

これまで当然に存在していた貯水タンクが無くなったことでスッキリしたデザインになり、新たな空間がトイレに生まれたことで「掃除がしやすくなった」や「新たに棚などが設置できる」等の良い口コミが多く見受けられます。

 

以下がタンク式とタンクレス式の基本的な違いです。

 

  タンク式 タンクレス式
水洗排水方式 貯水タンク内の水を流入し排水 水道直結排水
連続使用 タンク水量が一時的に減るため不可 水道直結のため可能
電源の有無 タンク水量制御のため不要 電気制御のため電源が必要
停電時使用 可能 不可能
ウォシュレット 取付・交換可能 標準装備・交換不可

 

従来のトイレが「非電源」「水量制御」方式だったのに比べ、タンクレストイレは完全なる「電気制御」方式です。タンクレストイレは言わば『電化製品』なのです。

 

そのため、従来のタンク式では難しかった連続排水もタンクレス式では問題なく可能です。

 

その反面、停電でも基本的に使用できたタンク式に比べ、タンクレス式は一切使用不能となります。

 

高層階や築年数の古い建物は水圧に注意!

 

従来のタンク式トイレは、タンクに貯水されてある水の大半を一気に放出し、その大量の水の水圧で、便などの固形物を流して排水します。

 

対してタンクレストイレは、貯水を必要としない水道直結方式です。

 

つまりタンクレス式は、直結している水道からタンク式と同レベルの水圧の水を流して、排水するということです。

 

これを言い換えれば、水道から流入される水の水圧が低い場合、タンクレス式は十分な排水が出来ないということになります。

 

一般的に以下の項目に該当する場合、タンクレストイレの設置には不適切であると言われています。

 

  • シャワーなどの水の出があまり良くない住宅(住宅全体の水圧が低い)
  • 築年数20年以上の住宅(配管内部が錆びて、水圧が低い可能性が高い)
  • 家屋の2階、マンションの3階以上(いずれも水圧が低い)
  • 井戸水を使用している住宅

 

これらのような条件に当てはまる場合は、販売業者やメーカーに確認したり、ご自宅の水圧を確認する必要があります。

 

また、TOTOの『ネオレストハイブリッド』タイプや、LIXILの『サティス低水圧対応ブースター』タイプのような「低水圧節水」タイプのタンクレストイレに関しては、上記のような低水圧の場合でも設置に支障はありませんので、ご自宅の水圧に不安がある場合はそちらを選択することをおすすめします。

 

タンクレストイレの最新価格帯!

 

国内トイレ市場のシェアは1位TOTOが60%、2位LIXILが30%と、この2社でシェア9割を占めています。

 

しかし、ことタンクレストイレに限ると、パナソニックのシェアが40%あると言われています。

 

その原因は、上位2社に対しての価格差です。
パナソニックのタンクレストイレはTOTO・LIXILに比べると、とにかく安い!

 

実売価格ベースでいうと、TOTOの最低実売価格が10~11万円台なのに対して、パナソニックの最低実売価格は5万円台からです。

 

もちろん価格に伴う性能差などはありますが、それにしてもパナソニックのコスパの良さは上位2社を圧倒しています。

 

という訳で、現在(2020年1月12日)のタンクレストイレの価格帯ですが、「価格.com」によると以下の通りとなっています。

 

  最低価格 最高価格
TOTO 118,800円 277,909円
LIXIL 107,730円 303,900円
パナソニック 58,255円 247,428円

 

 

トイレ内装リフォームの最新トレンドについて

 

「トイレリフォーム」と言えば便器交換だけを意味するものではありません。ここではトイレの内装リフォームに関する最新情報をご紹介します。

 

内装リフォームの最新価格相場について

 

TOTOとパナソニックではHPにて「トイレリフォームの実例相場価格」を公開しています。

 

TOTO

 

  • 30万円未満…31.6%
  • 30~70万円…44.5%
  • 70~100万円…13.0%
  • 100~150万円…6.7%
  • 150万円以上…4.0%

 

パナソニック

 

  • 20万円以下…7.1%
  • 21~40万円…26.2%
  • 41~60万円…21.4%
  • 61~80万円…31.0%
  • 81~100万円…7.1%
  • 101万円以上…7.2%

 

2社のリフォーム例を比較すると、TOTOのリフォーム例の方がやや高額なのが分かりますが、上記でご説明したとおり、タンクレストイレの便器価格はTOTOの方が高額となっています。

 

そのため、ザックリ言えばTOTOのリフォーム例価格は、元々パナソニックより5~10万円ほど高くなっています。

 

そのため、便器交換価格を引いた「内装リフォーム」の価格相場は、概ね以下のようなイメージになります。

 

  • 20万円以下…30%
  • 50万円以下…35%
  • 100万円以下…25%
  • 100万円以上…10%

 

安価な床材や壁紙のみで済ますものもあれば、高額な素材を使い、様々な工夫を凝らすリフォームもあり、その選択肢は多種多様であることが分かると思います。

特に、下でもご紹介する「バリアフリー」化に関しては、当然、費用が高額になります。

 

デザイン系は「和風モダン」が静かな流行?

 

トイレをオシャレにする「デザインリフォーム」に関しては、高級ホテルや高級レストランのトイレをイメージし、高額な素材を使用したモノトーン系のデザインを施すことが現在でも主流となっています。

 

しかし、最近は高級旅館や料亭などのトイレをイメージした「和風モダン」系のデザインが静かなブームとなっています。

 

「和風モダン」デザインのメリットは、高級ホテル・レストラン系デザインと違い、内装費の予算が抑えやすいところです。

 

大理石を筆頭とした高額な素材を使わずとも、和風の壁紙やちょっとした木や竹などの素材を配置することでそれらしい「和風」の雰囲気を演出することが可能だからです。

 

そのため、比較的安価でオシャレにデザインしやすい「和風モダン」に注目が集まっているという訳です。

 

高齢化に伴う「介護」と「バリアフリー」

 

現在、高額な内装工事を施すトイレリフォームの主流になりつつあるのが、要介護者のための「バリアフリーリフォーム」です。

 

トイレのドアを引き戸にしたり、手すりを設置することはもちろん、車いすでも容易に入れるように、トイレの内部を広くするための増築化も行われることが珍しくありません。

 

また、お年寄りが便利なように、お部屋の押し入れをトイレにリフォームする例もあるようです。

 

日本の高齢化が避けられない現状では、今後はどのお宅も一度は考えなければならないリフォームになるのかもしれません。

 

ただし、これらのバリアフリー化に関しては、どうしても費用が高額になることが避けられません。

工事業者との十分な打ち合わせは必須になります。

 

 

トイレリフォームと『風水』

 

意外に気にする人が多い『風水』。「せっかくリフォームするのだから…」とトイレのリフォームをする際に風水をチェックする人も少なくないようです。

 

ここではトイレと『風水』についてご紹介します。

 

トイレと風水の関係とは?

 

昔の言葉で「御不浄」というように、悪臭などが発生するトイレは「運気」を下げる邪気がたまりやすい場所と言われています。

 

そのためトイレのドアを開けっ放しにすることは、トイレの「陰」の気を家中にまき散らす行為とも言われています。

 

家の中で最も「陰」の気がたまりやすいトイレに「陽」の気を発生させることは、そのまま家の「運気」を上げることにつながると風水では定義されているのです。

 

ちなみにトイレと「方角」の風水的関係で言うと、「北(北東)」と「南(南西)」の方角が凶位と言われています。

 

特に「北」は”水”の気であるトイレをさらに冷やす方角として最凶位とされています。

 

色やモノで「運気」を上げる?

 

それぞれの方角に基づき、運気を上げるための「色」や「モノ」を配置することが風水の運気対応策です。

 

以下が各方角にあるトイレのラッキーカラーやラッキーアイテムの代表例になります。

 

 

最凶位である北は、とにかく運気を上げるための工夫をしなければなりません。

 

  • 暖色系のグッズやアクセサリーを置く
  • こまめに清掃し、清潔な状態を保つ
  • 冬はヒーターを置くなど、なるべく暖かくする
  • 観葉植物などを置き、なるべく「陽」の気を増やす
  • 湿気がたまらない様に換気をする

 

 

「火」の気が強い南と、「水」の気が強いトイレの相性は良くないと言われています。「火」の気と相性の良い「木」の気を持つものを配置することが良いようです。

 

  • 自然の素材やナチュラルカラーのモノ(壁紙)を配置する。
  • 「火」の気が強いプラスチック製品や原色・アニマル柄などはNG

 

 

「若さ」や「発展」を象徴する東とトイレの相性は悪くありません。

 

  • イエロー・グリーン・アイボリー・ベージュなどの色がラッキーカラー
  • 「絵」はOKだが「写真」はNG

 

西

 

西向きのトイレは「金運」に影響すると言われ、気にする人が多い方角です。

 

  • 黄色やクリーム色などがラッキーカラー
  • チェック柄などを用いた「四角い」デザインのモノがラッキーアイテム

 

 

まとめ

 

昔からトイレに好みのものを置いたり、お気に入りのポスターなどを張ったりする人は少なくありません。

 

そのくらいトイレにこだわる人が多いという証拠ですよね。
ですからトイレのリフォームにこだわる人が多いのは、ある意味当然と言えます。

 

最後にトイレリフォームの最新情報についてまとめます。

 

  • 「タンクレストイレ」はパナソニック製の”コスパ”に要注目
  • 「タンクレストイレ」の最新実売価格の最安値は58,000円
  • 内装リフォームの費用相場は20万円以下が30%
  • 内装リフォームの「和風モダン」化は費用が抑えやすい
  • 興味がある人は「風水」もチェックしてよし

 

現在、トイレのリフォームをお考えの方は、これらの情報を検討の手がかりとして、ご自分の好みのリフォームをぜひ実現させてください!

 

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